小児ウイルス性イボ
ふと子供の足や手をはじめ、体に白くてプッチっと小さなできものを発見することがありませんか?
うちの息子の場合、「なんか足の指に硬いものができてるんだよ。」という一言から発見しました。
見た目が大人でいうタコのようなものです。様子を観ていたのですが、一向に治らず、更に増えていたので、発見から半年後に皮膚科に行くと、、、ウィルス性のイボであると診察し、治療をしてもらいました。が、完治までに半年ほどかかりました。早期発見早期治療が重要な皮膚病です。
結構、多くの子供がかかるようですので、ぜひママさんには知っておいてほしいと思います。
症状
手のひらや、足の裏や足の指を中心に白いザラザラとした盛り上がりができます。また、黒い点々が現れる事も。1つのこともありますが、数個一気にできることもあります。
大きさは、数ミリ~数センチと様々で、足の裏にできた場合は歩くと痛いです。
イボは特に痛くも痒くもないので、発見が遅くなることもあります。
原因
ヒトパペローマウイルスが、傷ついた皮膚から侵入、皮膚の中で増殖します。免疫が弱っていると大量にできることもあります。
触ると移ってしまいますので、見つけた際もむやみに触らないよう注意してください。
治療
凍結治療
1番ポピュラーな治療法です。液体窒素を患部に数秒押し当てます。痛みがある治療で、水ぶくれ、血豆やかさぶたになり、一週間おきに凍結治療を繰り返すことで、患部の皮膚が剥けていき、患部がとれます。
通院は数ヶ月に及びます。イボの核に行き届いていくに連れて、強い痛みを伴うので、小学1年の息子も通院を拒み、治療時は泣き叫ぶ感じで、観ている私も辛かったです。が、必ず治る日が来る!と信じ、言い聞かせました。親子共に、根気がいる治療法です。
漢方「ヨクイニン」内服
ハトムギからつくられている漢方で、昔からイボやできもの、肌荒れなどに効くと言われています。
スピール膏
固いイボを柔らかくします。貼っている部分が白くなり、ふやけて皮がむけることでイボもとれます。
ポイント
ウイルス性イボの治療は、現代でも治療法が確立しておらず、また治療期間も長期戦になることが多いそうです。そして、厄介なのは治ったとしても、また出てくることがある皮膚病ということです。
必ず治ると言われていますので、お子様を励ましながら諦めずに通院・治療しましょう。発見が早ければ早いほど治るのも早いですし、お子様が苦しむ期間も短くなります。
ぜひ、お子様の爪を切るついでに、定期的にイボができていないか?観察しましょう。
なお、小児ウイルス性イボができても、プールは入れます。
参考
https://t-kodomo.jp/18609" target="_blank">ウィルス性イボのこと(完治) | すくすくポケット
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_hifuken/symptom/ibo/" target="_blank">いぼ(尋常性疣贅) │ ひふ研 「ひふ症状、ひふ薬の使い方の疑問に答える情報サイト」 │ 第一三共ヘルスケア