しつけ箸の選び方
食事のマナーの一つであるお箸の持ち方は、子どものしつけで力を入れるママも多いかもしれません。しつけ箸については、使った方が良い、使わなくても良いと様々な考え方がありますが、お箸を使うことを楽しく感じてもらうためにも、お子様自身が興味があるようでしたら、一度試してみても良いかもしれません。ここでは、しつけ箸の選び方と、オススメのしつけ箸をまとめました。
しつけ箸を使う時期
スプーンやフォークを上手く使いこなせている場合や、お箸に興味を持ち始めた時に、少しずつ練習を始めてみましょう。基本的にはお子様の手先が器用に使えるようになっていることが必要ですので、周りのお子さんを気にすることなく、成長や興味に合わせて、練習し始めてください。
トレーニングの仕方
まず「鉛筆持ち」ができるようになることが第一歩です。ママやパパが実際に持ち方を見せてあげながら、トレーニングしましょう。しつけ箸を思ったように使ってくれないこともあると思いますが、まずはお箸に興味を持ってもらうことが大切です。最初はスプーンやフォークも一緒に活用しながら、焦らずトレーニングをしましょう。
しつけ箸の選び方のポイント
右利き・左利き用を確認
右利きのみにしか対応していないものもあるので、お子様の利き手にあったものであるか確認しましょう。
長さを確認
お子様の手の大きさに合った長さの箸を使うことが重要です。親指と人差し指をL字に直角に広げ、その両指を結んだ長さの1.5倍がピッタリの長さだと言われています。身長の15%というのも、箸の長さを選ぶときの目安です。
ステップを踏めるもの
同じしつけ箸ばかりを使っていると、普通のお箸を使った時に上手く持てないので、徐々に普通のお箸を持つことに慣れるように、ステップを踏めるものがベストです。初めてのお箸の場合、リング型がオススメです。リングに指を通すタイプのしつけ箸に慣れてきたら、リングを外して練習できるかどうかを確認しましょう。
意欲を掻き立てるもの
集中力が必要なお箸トレーニングは、練習に飽きることなく楽しんでもらえるお箸を選ぶことがポイントです。お子様と一緒にお買い物に行って、好きなキャラクターや好きな色のものを選んであげてください。
どんなしつけ箸があるの?
上記の選び方を重視しても、お店には様々な商品が並んでいるので選ぶのに迷ってしまうかと思います。参考までに、オススメのしつけ箸をいくつかご紹介します。
▼小さく軽量、初めてにオススメ
3つのリングに指を入れて練習できます。このベビー用のしつけ箸はリングがお箸に固定されているタイプですが、キッズ用もあるので、成長に合わせて段階的に練習できます。また、右利き・左利き用や、キャラクターが描かれているもの等、様々な種類があります。
▼楽しくステップを踏めるお箸
徐々にリングを外すことができ、3ステップでトレーニングできます。リング部分はシリコン製で、長時間持っても指が痛くなることがありません。
▼人気のキャラクターと一緒に
シリコンバネの力を借りて開閉の感覚を覚え、慣れてきたらバネを外すことができます。木製のお箸なので素材も安心でき、人気のアンパンマンと一緒に楽しくトレーニングできます。
▼自然に近い箸の動きをサポート
バネの力でお箸の開閉をサポートし、自然に近い箸の動きを促してくれます。保育園などでも使われている、人気のしつけ箸です。
▼漆塗りのシンプルなお箸
指を置く場所に印とくぼみがついており、それぞれの場所に指を置いて練習することで練習できます。漆塗りの本格的なお箸で、サイズも豊富なので、練習が終わった後も長く使うことができます。
参考
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